釣り魚と菜園の野菜の鍋
その日に入る魚を、菜園の野菜とともに澄んだ穏やかな旨味のスープへ。鍋を囲む食事の中でも、魚を主役に保ちます。
海辺からのシグネチャー
中部の海辺は私たちの視点であり、境界ではありません。
ダナンにある中部の海辺の家から、その日の食材、葉と火、魚醤と発酵、そして皆で囲む食卓のリズムを通して、MiRi Hôm はベトナム全体を見つめます。
海辺はメニューの一分類ではありません。素材の味を明確にし、それが求める技法を選び、どの料理にもベトナムらしさを残す。そのための見方です。
その日の魚
魚の種類、大きさ、個性は、海と日によって変わります。MiRi Hôm はすべての魚を一つの形に当てはめません。本当にお出しする価値のある素材から始め、葉、火、スープのどれがふさわしいかを考えます。
変わるのは魚。変わらないのは、明確な味わい、目的のある技法、そして皆で囲む食卓にふさわしいこと。
その日の魚は入荷状況によって異なります。
葉と火
バナナの葉は飾りではなく、調理の一部です。魚の水分を保ち、火の温もりを伝え、開くと香りが広がります。
パイナップル入りマムネムが旨味の奥行きと果実の明るさを添え、菜園の香草とライスペーパーが、包み、分け合い、一緒に食べる、なじみ深いベトナムのリズムへと導きます。
異なる水辺
その日に入る魚を、菜園の野菜とともに澄んだ穏やかな旨味のスープへ。鍋を囲む食事の中でも、魚を主役に保ちます。
海辺からの視点は、一つの海岸線を越えて広がります。異なる水辺の素材に出会っても、明快さ、調和、奥行き、分かち合うことという軸は変わりません。
カマウの蟹と卵が甘味とコクを、ヤングココナッツがスープに丸みを添えます。穏やかな酸味を持つベトナムの発酵米、メーが後味を明るくします。異なる水辺を、同じベトナムの文法で理解する料理です。
皆で囲む食卓
葉を開き、スープを取り分け、香草を添え、魚と蟹を分かち合う。
MiRi Hôm の海辺からの視点は、料理が食卓を行き交うときに完成します。過剰ではなく豊かに、儀式張らずに丁寧に、そしてベトナムらしく。
素材は、その日によって変わるかもしれません。
仕事の軸は変わりません。味を明確に、根はベトナムに、食卓は生き生きと。
海辺から見つめる、ベトナム。